かんざきひろ(1978年5月5日 - )は日本のイラストレーター、アニメーター、作曲家。イラストレーターとしてはかんざきひろ、アニメーターとしては織田 広之(おだ ひろゆき)、作曲家としてはHiroyuki ODAもしくは鼻そうめんP名義で活動している。
個人サークルtabgraphics(タブグラフィックス)から同人誌(全年齢向け)を刊行している。
小簡介
イラストレーターとしては伏見つかさ著のライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』などの挿絵、アニメーターとしては主にボンズ製作の作品、作曲家としては初期は正統(tǒng)派トランスのダッチトランス、のちにプログレッシブ・ハウスやアンビエント・ハウス、テックトランス、ユーロビートなどのエレクトロニック・ダンス・ミュージックを手がけている。
音楽を始めたのは中學生の頃からで、當時はTM NETWORKの初期の作品などから影響を受けたり、自分の作品をパソコン通信で公開したりしていたという。CGを始めたのはパソコン通信の影響であり、その後イラストレーターやアニメーターの仕事を始めたのも、インターネットで知り合った人脈がきっかけであるとしている。當初の仕事先はアダルトゲーム関係の企業(yè)であったが、2008年4月時點では年齢制限のあるゲームの仕事を久しく行っていない。
ネコミミ好きを公言しており、電撃文庫の編集者である小原一哲や三木一馬によると、「世界一の貓耳絵師」「世界一可愛く貓耳を描く人」とのこと。電撃文庫の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』や『ねこシス』で伏見つかさとコンビを組むことになったのは、企畫が先行していた『ねこシス』が貓耳少女を中心に據(jù)えた物語であったことがきっかけである。また、肉感的な丸顔が特徴で、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』において、ヒロインの高坂桐乃が丸顔であるという設定は、かんざきひろの挿絵イラストから反映された部分であるとされる。
「鼻そうめんP」という名義はニコニコ動畫のユーザーから付けられた名前であり、HSPと略す場合もある。ニコニコ動畫では既存曲のアレンジや、「初音ミク」を音源に用いた楽曲やイラストを、この名義を用いて無料公開している。